鍼治療
鍼治療とは・・・
鍼治療とは、鍼によってツボを刺激して治癒を促す治療です。
経路というのは東洋医学用語で気(現代用語で言うところのエネルギーに近く、
生物の生命力の源と津液(シンエキ)と読み、人体内を巡っているとされる汗などの透明な液体全般)の流れるルートとされるものです。
鍼灸の世界で施術に使用されるのは経路の要所である経穴(ケイケツ)であり、これが一般的にはツボと言われるものなのです。
鍼治療は、咬筋のツボを押したり、顎関節症の開口障害などにマッサージをしたりして筋肉を緩めたり、症状の緩和に効果を上げています。
WHO(世界保健機関)西洋平洋地域事務局指導で361もの経穴の標準部位が制定され、
昨今では誕生した中国のみならず世界中でその有効性が実証され、認められてきています。
鍼灸に使用する鍼は直径が0.14mmで、最も細い注射針(0.4mm)に比べても細く、皮膚に刺さる抵抗が少ないので、刺入時にほとんど痛みを感じません。
鍼は全て滅菌された使い捨てのものですので、衛生面の心配もございません。
顎関節症の症状の緩和に使用したり、難抜歯後に円皮鍼(えんぴしんといってツボに貼る置き鍼のこと)を
合谷のツボに貼って痛みを緩和させるなど、様々な症状に鍼治療は有効です。
鍼治療によって診療の幅を広げることが可能になります。
また鍼治療は顎関節症の治療に効果があります。
鍼治療 費用について
初回は特別な費用は頂いておりません。効果が出て2回目の治療からは500円のみ頂きます。